こんにちは 代表取締役の山﨑です。
ある方から「人生の転機に中国古典を読もう」とすすめられた事があります。
実は中国古典は全く興味がなく勉強不足なので今回は教えてくださった方の言い回しをそのままお伝えさせて頂きます。
【菜根譚】や【老子】など中国古典の中でも圧倒的に支持されているのが「孫子の兵法」です。
「百戦百勝は善の善なるものにあらざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」という言葉が「孫子」にあります。
百回戦って、百回勝っても、百回も戦えば資源や組織や自分自身もボロボロになります。下手すれば漁夫の利をさらわれてしまうかもしれません。それでは、勝ったところで何もなりません。
では最善の策とはなんでしょうか?
戦わずして敵を屈服させることです。
ビジネスの場でも同じような事が言えます。
同業者のライバルと競争して疲弊するくらいなら、仲間だと思えばいいのです。大手企業と張り合うとつぶされてしまうので、一緒に仕事をする道を模索することです。競合に打ち勝つのではなく、争わずに自分の利益を最大化する方法を考えるべきです。
このように「孫子」のスキルはいくらでも現代に応用出来るので、そんなロジカルシンキングを少しずつでも学んで行こうと思っております。
代表取締役 山﨑寿久